Codablecashを発見

Codablecashは、日本人の開発者・飯塚友裕さん(@iizuka)が個人で開発しているL1ブロックチェーンです。既存チェーンの改造ではなく、なんとゼロから。作ろうと決意したのは6〜7年前だそうで、そこから6年以上ひとりで作り続けているそうです。

私がこのCodablecashを知ったのは、DCR(Decred)という暗号資産(仮想通貨)についての情報を見ていた時です。たまたま飯塚さんの発信に辿り着きました。

飯塚さんのツイートから、マレーシアで暗号資産を開発している日本人であること、そして、「これから立ち上がる日本発のコインを開発中である」ということが分かりました。ツイート内容は技術寄りのことが多く、私には少々難しい部分があります。でも、とても面白そう!と発信を読んでいてわくわくしました。

入口となったDCRですが、こちらもPoWとPoSを組み合わせたハイブリッド型の暗号資産で、Codablecashと通じるところがあるようです。だからでしょうか、DCR推しの方とCodablecash推しの方はある程度被っている印象です。

Codablecashとは?

暗号資産についての知識が浅い私目線ではありますが、刺さった点を3つ挙げます(公式のREADMEやインタビュー音声、Mediumなどの情報より)。

1. 普通のPCで掘れる設計

ビットコインのマイニングは、いまや専用マシンを大量に並べる資本力の勝負になっていて、家のPCで参加する余地はほぼ無いといいます。

Codablecashは真逆で、専用マシンやGPUを持ち込んでも速くならないアルゴリズムをあえて採用しているそうです。開発者さん本人がインタビューで「ASICやGPUで計算すると遅いアルゴリズムにしてある」と語っていました。分散が大事だから、という理由です。

しかも「普通にパソコンで掘れちゃう」そうで、ノートパソコンでも大丈夫、ハイスペックは不要、ただしコア数が多いほうが有利——とのこと。マイニング用ではない我が家のマシンでもできる。「私もこのコインをマイニングしてみたい!」と思えた理由です。

2. SQLをサポートしている

私は仕事でDBを触ることがあります。ですが、通貨とSQLが紐づく??なにそれ??

開発者さんのMediumの記事にこうあります。

When the smartcontract is usually adopted in many firms in the future, users will write more complex code. Then RDBMS is essential.

将来スマートコントラクトが企業で普通に使われるようになれば、もっと複雑なコードが書かれる。そのときRDBMS(MySQLやPostgreSQLのような、テーブルとSQLでデータを扱うデータベース)は不可欠になる——という意味だと理解しました。

暗号資産と複雑なDBシステムが密に結びつくなんて考えもしませんでした。開発者さんの日頃の発言を見ていると、常に、「企業でどう使われるか?」という視点に立っているのがわかります。だからこそSQLの重要性に気が付かれたのでしょうね。すごいです。

ちなみに飯塚さんはもともとデータベース開発をされていたそうです。いわばDBのプロ。

3. 送金が数秒で確定する

ビットコインでは、取引が「確定した」とみなされるまで数十分待つのが普通です。取引所に送金して、着金まで「送金先を間違えたんじゃないか?」「ちゃんと届くかな?」ともやもやしながら待たされた経験がある方もいるのではないでしょうか。

Codablecashには、取引の順番をすばやく確定させる専用のチェーン(公式READMEではFlash Consensus Chainと呼ばれています)が本体とは別にもう1本あり、「この取引は通った」ということが数秒で分かる設計だそうです。レジで会計が通るのは一瞬、帳簿への記帳は後からゆっくり、というイメージだと理解しました。

この二層構造の仕組みを、正直まだ詳しく説明できるレベルにはありません。でも「送金して数秒で確定」は、ネットワークが公開されたら自分で実際に確かめることができます。これも楽しみのひとつです。

まもなく第一弾がリリース予定

飯塚友裕 @iizuka · 2026-07-21
ちょっと、ガチでCodablecash開発集中で、Xがサボり気味になります。 ただ、開発は、どんどん進んでます。
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開発者さんも、全力集中モードのようです!これは楽しみでしかありません。

これから

第一弾がリリースされたら、私はまずマイニングから参加してみるつもりです。その準備・検証・つまずきなどはこのブログに書いていく予定です。

Codablecash、なんだかすごいぞ!と鼻息が荒くなりそうなところですが、やはり開発者さんはお一人です。スケジュール通りにいかないこともあるかもしれません。なんといってもまだ世に出ていないコインですので、この流れをリアルタイムでウォッチできることに感謝しつつ、深呼吸しながら楽しみたいと思います。